ご家庭で気をつけること

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不登校・引きこもりについての院長インタビュー

子どもが不登校になったら

我が子が不登校になったら、「どうすればいいのだろう」「何が悪かったんだろう」と心配されるかと思います。親御さん自身も混乱するかもしれませんが、お子様を問い詰めたりはせず、冷静になって対処することが大切です。ご家庭では、以下の点に気をつけましょう。

しっかり休ませてあげる

不登校になったときは、まずお子様をしっかりと休ませてあげてください。心身ともに疲弊して、学校に行くことができない状態になり、「不登校」になっているのです。その疲れ切った心と体を回復させるために、睡眠をたっぷり取らせたり、好きなことをさせたりする時間が必要です。

無理に子どもを学校へ行かせない

数日休むだけならあまり心配はしないかもしれませんが、それが1週間、2週間と長期化していくと、「うちの子は大丈夫だろうか」と親自身も不安を覚えてきます。そんなとき、無理に学校へ行くよう子どもを説得しようとすると、お子様は「自分のことを分かってくれない」とからに閉じこもってしまう場合もあるので注意が必要です。まずは、親御さん自身が冷静になって、「大丈夫だよ」と声をかけてあげること。そして、お子様を温かい目で見守るようにしてあげてください。

安心できる居場所を作ってあげる

先ほどもお伝えしたように、不登校になっているお子様は心身ともに疲れきっています。そんな中、家の中も居心地が悪いとなれば、孤立感をさらに深めてしまいかねません。家にずっといるお子様に対して、ときにはガミガミと言いたくなることもあるかもしれませんが、お子様自身も学校に行けないことに対して罪悪感を抱いて葛藤しています。自分から話をするようになったらじっくり聞いてあげて、「学校に行けなくても大丈夫だよ」と伝えてお子様が安心できる居場所づくりをしましょう。

担任など学校の先生に連絡をとる

不登校になると、学校での授業が受けられなくなるので学習面でも遅れが出てきます。いずれ学校に戻れるようになったときのことも考えて、授業の進捗状況や宿題、配布物などについて、担任の先生と定期的にやり取りをしておくとよいでしょう。

外部機関に相談してみる

不登校が長期化する前に、病院やカウンセリングなど外部機関を利用することも検討しましょう。家庭内で抱え込んでしまうと、支える側の家族も疲弊してしまうこともあります。当院でも不登校や引きこもりのお子様をサポートしておりますので、何かお困りごとがあれば、どうぞご相談ください。

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