不登校・引きこもり

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不登校・引きこもりについての院長インタビュー

不登校

不登校とは

不登校とは「年度間に連続又は断続して30日以上欠席した児童生徒」の中でも、「何らかの心理的、情緒的、身体的あるいは社会的要因・背景により、登校しないあるいはしたくともできない状況にあるために年間30日以上欠席した者のうち、病気や経済的な理由による者を除いたもの」と、文部科学省によって定義されています。つまり、病気や経済的な理由以外で、年間30日以上欠席した児童生徒は「不登校」に分類されるということです。

不登校の現状

文部科学省が行った令和3年度の調査によると、全国の小中学校で2021年度中に学校を30日以上欠席した不登校の児童生徒は244,940人という結果が出ています。前年度は196,127人でしたが、それより4万8813人増えて過去最多となりました(その内、新型コロナウイルスの感染回避によるものは59,316人)。

引きこもりについて

引きこもりとは

引きこもりとは、「仕事や学校に行かず、かつ家族以外の人との交流をほとんどせずに、6カ月以上続けて自宅にひきこもっている状態」と、厚生労働省によって定義されています。不登校は小・中・高に通う子どもに使われる言葉ですが、引きこもりの年齢層は幅広く、大人に使われることもあります。その引きこもりの定義の中でも、「趣味の用事のときだけ外出する」は準ひきこもり群、「近所のコンビニなどには出かける」「自室からは出るが、家からは出ない」「自室からほとんど出ない」は狭義の引きこもり群に分類されています。

引きこもりの現状

内閣府の調査によると、平成27年度に実施した満15歳から満39歳までの人を対象にした調査では54.1万人がひきこもり状態にあると推計されました。また、平成30年度に全国の満40歳から満64歳までの人を対象にした調査では61.3万人がひきこもり状態にあるという推計も出ています。引きこもりは長期化しやすい傾向にあり、ひきこもり状態になってから7年以上経過した人が約5割という調査結果もあります。

不登校・引きこもりでお悩みの方はご相談ください

不登校や引きこもりの調査結果からも分かるように、その数は決して少なくありません。特に、お子様に関しては不登校から引きこもりになってしまうこともあるので、できれば早めに対応することが重要になってきます。もちろん、学校がすべてというわけではありませんが、私たち人間は集団社会の中で生きていく生き物です。学生の間は、工夫次第で社会的な活動を取り戻すことができる時期でもあります。もしお子様が不登校で悩まれている場合は、一度ご相談に来ていただければと思います。

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