インタビュー(発達障害編)

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発達障害についての院長インタビュー

01.発達障害とはどのような特性があるのでしょうか

発達障害とはどのような特性があるのでしょうか

発達障害とは、生まれつきの脳機能の発達に偏りがあり、行動や情緒面に特徴がある状態のことをいいます。得意、不得意に大きく差があることから、周囲の人とうまくコミュニケーションが取れないなど環境に適応することができず、社会生活を送る上で困りごとを抱えている方が多いです。発達障害には自閉スペクトラム症、ADHD(注意欠如・多動症)、学習障害などがありますが、その症状は個々によって異なり個人差が大きいため、一人ひとりに合わせた治療や支援をすることが大切です。

02.どのような相談で来られるケースが多いですか

どのような相談で来られるケースが多いですか

親御さんがお子様の様子で心配なことがあると相談に来てくださるケースが半分、親御さんも本人もあまり心配はしていないものの、園や学校に受診を勧められて来院されるケースが半分ですね。「お友だちとうまくコミュニケーションが取れない」「授業中もじっとできず立ち歩いてしまう」などがきっかけで「もしかして」と思われる方が多いです。

03.発達障害のお子様に対してはどんな治療を進められるんですか

発達障害のお子様に対してはどんな治療を進められるんですか

睡眠リズムが乱れているなど生活習慣に問題がある場合は、その指導を行います。それ以外で、例えば「コミュニケーションがうまく取れない」「勉強を教えても分かってくれない」などの困りごとがある場合は、まずお子様の得意なこと、苦手なことを見える化するところから始めます。苦手な部分でも工夫をすれば伸ばせそうなら、どういう風にすればいいかの助言をします。それが難しい場合は、得意なことで苦手をあまり目立たないようにしていくためにはどうすればいいかをアドバイスしていきます。

04.発達障害の患者様を診るときに心がけていることは何ですか

発達障害の患者様を診るときに心がけていることは何ですか

「発達障害」と一括りにいっても、その症状は人それぞれです。一人ひとりによって違うので、その子に合った方法で、自分らしく生きることができるようなサポートを心がけています。当院には4名の公認心理師も在籍しており、スタッフ一同、チーム体制でお子さんを見守っていきます。何かお困りごとがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。

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